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日本画 西陣あさぎ 織物美術 龍村 光峯 東大寺音声菩薩 十四代 辻 常陸 アールグラージュ
織物美術 龍村 光峯
作品一覧 作者紹介 工房紹介
織額: 伝承技術を余すことなく使い、「錦の美」を追求した作品です。 角度によって千変万化する色、多重組織によって表現された立体感のある織物は、 御覧になる方々に光峯の織物美術、「錦の美」を十分に感じていただける事と思います。

「雅の松」

雅の松 古来東洋では、「松」は常に緑を湛えて、 不老長寿の吉祥とされ、風雪に耐え抜く強靭さ故に節操の高さの象徴とされてきた。

光り輝く高潔にして、雄渾なる常磐の松に蔦の搦まる姿は、松が男性を蔦が女性を表し、夫婦和合の寿ぐ意味となる。
また、日本三景の一つ安芸宮島厳島神社には能装束の小袖に賑やかな松の文様が遺されている。

能舞台の老松を彷彿とさせる松は、どこか神秘さを漂わせつつ雅(宮美)やかさをかもし出している。

この作品は、袱紗としても用いられるべく製織された。

「彩波涛」

彩波涛 本裂の文様の本歌は、平安朝の王朝文化を彩った歌人達の歌集の背景として、雲母刷の和紙に描かれ文様化されたいわゆる歌集波である。

洗練され、流麗でのびやかな線は、そのきめに、かな文字で書かれた和歌とともに和の文化の精華を謳うものである。

瀬戸内の船上にあって、大海の律動に心地よく酔いつつ、光と戯れ、千変万化する波頭の彩りに目を奪われていると、平安の貴人達の忘我の歌境に誘われる気がする。

手織の機音の旋律にそんな気韻を踏んで織り上げとしたのがこの錦である。
(織寸 40×30.4cm 額寸 57×48cm)

「白砂青松」

白砂青松 白砂青松とは、文字通り白い砂と青い松のある我国の砂浜の美しさをいい表す典型の表現である。

今では珍しくなったこの風景も、昔は我々日本人にとって何処にでもある極めて馴染み深いものであった。

開発や近代化の荒波にさらわれ、今は想い出のうちにしかない光景に、愛惜の念が彩りを添える。
(織寸 49×34cm 額寸 62×47cm)

「和の集」

和の集 シルクロードの中央、トルファン。
文明の十字路より出土した錦の文様を踏まえ世界に平和を願って制作されたに錦の織物である。

中央の華は、まるでオアシスかのようで、輪の姿こそ黄金の国、ジパングであるかのようである。

四隅の花喰い鳥は、平和の伝承者として飛び廻り、その口にする花は禾(のぎ)、すなわち稲や穀物を表している。

東西南北、四方より平和のメッセージが和やかにもたらされん事を祝っている。
※カタログ上の色と現物の色は多少異なる場合があります。また、見本の額等は変更される場合がありますので、ご了承ください。
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