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西陣あさぎ
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「風神・雷神」

風神・雷神

琳派とは、17世紀初めに本阿弥光悦と俵屋宗達により興された斬新なデザインによる美であり、その百年後に尾形光琳が宗達を継承した意匠美を完成させたものです。

琳派を代表する絵師 俵屋宗達の至高の代表作、国宝『風神雷神図屏風』は金箔が一面に貼られる屏風の中に、右側から黒雲に乗り風を操りながら舞い降りる風神の姿を、左側から力強く雷太鼓を打ち鳴らす雷神の姿を描いたものです。

銀泥と墨によるたらし込み技法を用い描いたと考えられる宗達絵画の特徴を、西陣最高の織技術である1800口織ジャガードを駆使して忠実に織り上げ現代に甦らせました。

西陣極細織掛軸 「紅白梅屏風絵図」

西陣極細織掛軸 「紅白梅屏風絵図」西陣極細織掛軸 「紅白梅屏風絵図」

本掛軸「紅白梅屏風絵図」は、江戸時代中期の画家である尾形光琳の描いた国宝「紅白梅図屏風」を元にして、日本の伝統を受継ぐ西陣織の中でも最高の織技術1800口織ジャガードを駆使して精緻に製織されたものを掛軸に致しました。

国宝「紅白梅図屏風」は日本を代表する琳派の中でも代表的な作品です。

日本の良き伝統と文化を後世に遺していただきたく、いつまでも輝きを失わない金箔を潤沢に使用して豪華に織り上げました。

西陣美術織障壁画 「睡蓮」 クロード・モネ(1840〜1926)

睡蓮 クロード・モネ

クロード・モネ(1840〜1926)は印象派を代表するフランスの画家です。「光の画家」の別称があり、時間や季節とともに移りゆく光と色彩を生涯にわたり追求した画家でした。

モネの代名詞となっているのが、1890年代から描き始めた『睡蓮』の連作です。

モネの睡蓮を油絵のタッチそのままに、朝・昼・夕と表情を変えていく様子を西陣織で表現いたしました。

お楽しみは蓄光糸(自然光、人工光などから光エネルギーを吸収して暗闇に光として放出、発光する糸)の効果で、暗闇に浮かび上がる幻想的な光景。

日本名画と印象派絵画の西陣織によるコラボレーションを是非体感してみてください。

「夜のカフェテラス」 フィンセント・ファン・ゴッホ(1853〜1890)

「夜のカフェテラス」 フィンセント・ファン・ゴッホ(1853〜1890)「夜のカフェテラス」 フィンセント・ファン・ゴッホ(1853〜1890)

南仏の夏の夜の心地よさが伝わってくるこの絵は、ゴッホが星空の夜を初めて描いた作品。

輝かしい星が建物を照らし、カフェのガス灯はテラスどころか石畳まで照らし出している。

テラスには何組かの客がいるがむしろ円盤状に輝くテーブルがリズムを作っているのが目を引く。

目を凝らすと遠近法の消失点がある辺りから、馬がやってきて音と時間の動きを感じさせる。

この絵でゴッホは初めて黒をあまり使わずに夜空を描いた。

モデルとなったカフェはアルルのプラス・デュ・フォルムという広場に面した店で、「カフェ・バン・ゴッホ」という名で現存する。

画家の強く大胆なペイントタッチを西陣最高の織技術1800口織ジャガードを用い緻密に織り上げました。

西陣織ゴッホ「真夜中のカフェテラス」は蓄光糸を用いることにより、アルルのカフェテラス、天空の星が幻想的に浮かび上がります。

「最後の晩餐」 レオナルド・ダヴィンチ(1452〜1519)

「落穂拾」 ミレー最後の晩餐1495-97年製作(レオナルド・ダヴィンチ 1452-1519)

最後の晩餐はイエスキリストが磔刑の前夜に12人の弟子と共にした晩餐をさします。

絵はミラノのサンタマリア・デッレ・グラッチエ教会の食堂の壁画として描かれたものです。

ダヴィンチは描くための時間的余裕を生み出すためと重ね塗りを可能にする為に壁画には使われていない技法を用いました。それが災いして完成直後から絵の具が剥奪し始めました。その後何度か修復が行われてきたのですが、いい加減な修復のためオリジナルとは異なった部分もあります。

第二次世界大戦中は爆撃のため修道院はほぼ全壊しましたが、この壁は奇跡的に損傷を免れました。その後、3年間屋根のないまま風雨にもさらされていたのです。20年にわたる洗浄が行われ1999年に修復が終わると共に新事実が掘り起こされたのです。

レオナルド・ダヴィンチの最高傑作といわれる「最後の晩餐」が500年の時を経て今ここに、西陣織にて甦りました。

ダヴィンチの暗号を西陣織の世界でお楽しみ下さい。

※カタログ上の色と現物の色は多少異なる場合があります。また、見本の額等は変更される場合がありますので、ご了承ください。
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